不動産投資において「利回り」は物件の収益性を示す最も基本的な指標です。ただし、利回りには複数の種類があり、それぞれ意味と使いどころが異なります。
表面利回りは、物件の満室想定の年間家賃収入を物件購入価格で割ったシンプルな指標です。広告や物件情報サイトに掲載されているのはほぼこの数値です。
実質利回りは、空室や諸経費を差し引いた「実際に手元に残る収益」をベースに計算します。物件の実力を測るうえでより正確な指標です。
| 表面利回り | 実質利回り | |
|---|---|---|
| 空室考慮 | × | ○ |
| 管理費・修繕費考慮 | × | ○ |
| 使いどころ | 物件の第一印象・比較用 | 投資判断・収益分析用 |
| このシミュレーターでの扱い | 参考表示 | 主要指標として使用 |
CCR(Cash on Cash Return)は、投入した自己資金に対して初年度の純キャッシュフローがどれだけあるかを示す指標です。レバレッジ効果を評価するのに適しています。
IRR(Internal Rate of Return)は、投資期間全体にわたるキャッシュフロー(売却益含む)を考慮した総合的な収益率です。「この投資の年利換算の期待リターンは何%か」を示します。