家賃増減率

家賃は築年数の経過や周辺相場の変化によって変動します。長期シミュレーションでは、この変化を見込んでおくことが重要です。

家賃増減率とは

家賃増減率は、毎年の家賃が前年比でどれだけ変化するかを示すパラメータです。マイナスを設定すると家賃が年々下落するシナリオになります。

計算式(本ツールの仕様)
N年目の家賃 = 初年度家賃 × (1 + 増減率% ÷ 100 × (N − 1))
1年目は変化なし、2年目以降から変化が反映されます。
例)初年度月10万円、増減率−1%/年の場合:
2年目 ≒ 9.9万円、5年目 ≒ 9.6万円、10年目 ≒ 9.1万円

家賃下落の現実

一般的に、日本の不動産では築年数が経過するほど家賃相場が下がる傾向があります。ただし立地条件・物件管理・リノベーションの有無によって大きく異なります。

シナリオ増減率の目安
都市部・需要が安定した立地0%〜−0.5%/年
一般的な物件−0.5%〜−1.5%/年
地方・競合が多いエリア−1.5%〜−3%/年
悲観シナリオ(リスク確認用)−3%以下

シミュレーションでの活用方法

家賃下落を0%で試算すると楽観的すぎる場合があります。−1%程度を標準ケースとして設定し、−2〜3%の悲観ケースでもCFが維持できるかを確認するのが基本的なアプローチです。

「物件比較」ページの感度分析(家賃下落率)では、複数物件について0〜3%の下落シナリオを自動で計算・比較できます。どの物件が家賃下落に強いかを確認してみましょう。